木目金 - Mokumegane -
木目金(もくめがね)とは、異なる種類の金属を複数枚重ね合わせ熱で溶着したのち、削り出すことによって木目のような文様を浮かび上がらせ、作品の意匠の一部とする日本発祥の金属工芸の一つです。
材料となる金属板(写真は純銅と純銀)を脱脂します。
脱脂した金属板2種類を交互に重ね合わせます。
重ね合わせた材料を鉄の治具で固定します。
表面が均一になるまで(30分~1時間)熱し、圧着させます。
熱せられ赤くなった状態。
治具から外します。
なましながら平たく打ち伸ばしていきます。
なましながら平たく打ち伸ばしていきます。
楕円模様:ドリルで穴をあけたり削り出したりしながら模様を作ります。
楕円模様:模様を作った物を平らに伸ばしていきます。
楕円模様:模様を作って伸ばした状態。
縞模様など:伸ばして切り出しねじったもの。
出来上がった木目金を使ったピアス。
木目金を使ったリングに石座を取り付ける前。
出来上がった木目金を使ったリング。
About Us
樹脂粘土のガーデンピックや彫金アクセサリーの制作を行っています。
自然が好きで、植物や動物をテーマにした作品を中心に製作しています。樹脂粘土で作ったガーデンピックは、動物や鳥など、主張しすぎずさりげなく可愛い、ほんの少しでも癒しになるようなものを目指して作っています。
彫金のアクセサリーは、シルバーアクセサリーをはじめ、伝統工芸の緋銅や木目金、べっこうなどの手法を用いた作品を制作しています。
大量生産ができない手法を用いており、ひとつひとつ丁寧に心を込めて制作しています。オーダーメイドも可能ですので、販売サイトからお気軽にご相談下さい。